旅行とおでかけ
ノマド親子の海外ステイvol.26 移動費用のこと
成田から飛び立ち
↓
フィンランドのヘルシンキからはじまって
↓
エストニアのタリン
↓
ヘルシンキに戻って
↓
イタリアのローマ
↓
フィレンツェを経由してトスカーナ
↓
ヴェネツィアへ行き
↓
ちょこっとブラーノ島
↓
スペインのバルセロナ
↓
東京(成田)
ヨーロッパを縦に南下したかたちです。
移動距離はざっくり23,000km前後。気温差は25度くらいあった気がします(笑)
わが家は初ヨーロッパだったので、この移動にどのくらいの時間とお金がかかるか、当初、ぜんぜんわかっていなかったのですが、メモで残していたのでまとめます。
おなじヨーロッパ旅行でも、パッケージツアーと比較していただくと、だいぶ安価に収まっている気がしています。
もっともベースとなるヨーロッパ・成田間の飛行機は、フィンエアーです。
北欧って地の果てみたいに遠いと思っていたら、フィンエアーのサイトに日本からもっとも近いヨーロッパと書いてあって目から鱗がぽろ。思い込みって恐ろしいですね。
成田とヘルシンキの往復が、私が検索した時期で 大人が約9.8万円、子どもが8.2万円(1人あたり)ほどでした。
燃油サーチャージ込&エコノミークラス(子どもも荷物1個OK)です。
が、ここからが本題で、
ヘルシンキ・成田間の往復に、ついでにヨーロッパのどこかメジャーな1都市を足しても、一人あたりちょっとプラスになるだけ、でした。たとえば私が検索した日程だと、ローマに立ち寄るための費用が+1.7万円(1人あたり)。
ストップオーバーって、こんなにお得だと知りませんでした。
成田→ヘルシンキ→成田 9.8万円
成田→ヘルシンキ→ローマ→ヘルシンキ→成田 約11.5万円
びっくり。
ちなみにミラノでもパリでもバルセロナでも、あまり大差はないんですね(くわしくはフィンエアーのサイトで検索すると出てきます。「複数の目的地」というのを選べばOKです)。

さらに欲張って
成田→ヘルシンキ→ローマ(→ ここは自力で移動して →)バルセロナ→ヘルシンキ→成田
こうしてみたら、なんとおなじく、約11.5万円。
(子供料金など含めてまるっと4人分合計は、44.5万円)
これにもびっくり。急にぐーんと遠くへいけてしまう。
いやちょっとといっても4人分で6.8万円しますが、遠くへ行けることがわたしは魅力的に感じました。
かかる時間は、成田→ヘルシンキが10時間ちょっとです。(帰りは9時間20分)
ヘルシンキ と エストニアのタリンの往復の船。

かなり豪華客船ですが、普通クラスの往復の4人分に、帰り道はごはん(ランチブッフェ)もつけて、全部で215.50€(今日の換算で28,900円)です。4人で3万円でお隣の国へ往復できちゃうんですね。すごい。
子ども料金は、6歳以上と未満で分かれていましたが。。いまみたら総額しかメモしてありませんでした。。Siljaの船に乗ったのでご興味ありましたらこのサイトで詳しく確認できます。
時間は片道約2時間。
ローマからフィレンツェは、子どもたちが喜びそうだったので、かっこいい列車「.itaro(イタロ)」に乗りました。

座れないと悲しいので指定席で4人分が18,000円。あーーこれも内訳が出ていませんが、内2人分は子ども料金だったと思います。
時間は1時間45分ほど。
フィレンツェからトスカーナは、SITAという会社のバスに乗って1時間弱。バス代は1人8ユーロでした。(約1,100円!3歳は無料)往復で2,200円です。40分。
フィレンツェにまたバスで戻って、次はヴェネツィアへ。違う列車のほうが喜ぶかなと思いまして、今度はイタリア国鉄「Trenitalia(トレニタリア)」の特急みたいなものに乗りました。

こちらも指定券。4人分で19,800円です。時間は約2時間。日本の新幹線と比べちゃうと、まるで1人分みたいな料金ですよね。
ヴェネツィアからブラーノ島は、普通のパボット(水上バス)で行けるので、往復で1人14€(1,880円)。6歳から有料です。時間は、40分くらいかな。

さらにヴェネツィアからバルセロナへは、LCCにトライしまして、「スカイスキャナー」という格安航空券が探せるアプリで見つけた「ブエリング( Vueling)社」の飛行機に。

エコノミー(荷物1個が預けられるオプティマというクラス)が、約70€(9,400円)でした。たしか子どもも同料金だったような気がします(2歳以上)。意外と短く1.5時間。
これでおおまかには全部ですので(街の中を移動するトラム代などは別で)、端数を切り上げて足し算をすると、4人分合計が
フィンエアー(おおまかな成田からの往復) :44.5万円
タリンへの船:2.9万円
ローマからトスカーナ:2.9万円
ヴェネツィアへ:1.9万円
ブラーノ島へ:0.2万円
ヴェネツィアからバルセロナ:3.8万円
------------------------------------【56.2万円】 ※4人分の交通費ぜんぶ
となります。ヨーロッパ1都市を往復しても4人で40万円程度はエアー代がかかると思いますので、1人あたり4万円プラスすれば6都市まわれるとわかりました。
ふだん、日本国内の記事を書くことが多いので、飛行機で行くとなるとどうしても1人往復で6~7万円くらいの計算になるのですが(早割ナシの場合)、今回は1人14万円。とても安価に感じます。欧州内の移動費用って設定が安価ですね。
移動していた時間は、合計で35時間ほどですが、何日もに分けているのでつらかった感じはありません。
チケットの取り方などもまたおって、ちょこっとまとめておこうと思います。
↓
フィンランドのヘルシンキからはじまって
↓
エストニアのタリン
↓
ヘルシンキに戻って
↓
イタリアのローマ
↓
フィレンツェを経由してトスカーナ
↓
ヴェネツィアへ行き
↓
ちょこっとブラーノ島
↓
スペインのバルセロナ
↓
東京(成田)
ヨーロッパを縦に南下したかたちです。
移動距離はざっくり23,000km前後。気温差は25度くらいあった気がします(笑)
わが家は初ヨーロッパだったので、この移動にどのくらいの時間とお金がかかるか、当初、ぜんぜんわかっていなかったのですが、メモで残していたのでまとめます。
おなじヨーロッパ旅行でも、パッケージツアーと比較していただくと、だいぶ安価に収まっている気がしています。
おおもとの飛行機
もっともベースとなるヨーロッパ・成田間の飛行機は、フィンエアーです。
北欧って地の果てみたいに遠いと思っていたら、フィンエアーのサイトに日本からもっとも近いヨーロッパと書いてあって目から鱗がぽろ。思い込みって恐ろしいですね。
成田とヘルシンキの往復が、私が検索した時期で 大人が約9.8万円、子どもが8.2万円(1人あたり)ほどでした。
燃油サーチャージ込&エコノミークラス(子どもも荷物1個OK)です。
が、ここからが本題で、
ヘルシンキ・成田間の往復に、ついでにヨーロッパのどこかメジャーな1都市を足しても、一人あたりちょっとプラスになるだけ、でした。たとえば私が検索した日程だと、ローマに立ち寄るための費用が+1.7万円(1人あたり)。
ストップオーバーって、こんなにお得だと知りませんでした。
成田→ヘルシンキ→成田 9.8万円
成田→ヘルシンキ→ローマ→ヘルシンキ→成田 約11.5万円
びっくり。
ちなみにミラノでもパリでもバルセロナでも、あまり大差はないんですね(くわしくはフィンエアーのサイトで検索すると出てきます。「複数の目的地」というのを選べばOKです)。
さらに欲張って
成田→ヘルシンキ→ローマ(→ ここは自力で移動して →)バルセロナ→ヘルシンキ→成田
こうしてみたら、なんとおなじく、約11.5万円。
(子供料金など含めてまるっと4人分合計は、44.5万円)
これにもびっくり。急にぐーんと遠くへいけてしまう。
いやちょっとといっても4人分で6.8万円しますが、遠くへ行けることがわたしは魅力的に感じました。
かかる時間は、成田→ヘルシンキが10時間ちょっとです。(帰りは9時間20分)
移動こまごま
ヘルシンキ と エストニアのタリンの往復の船。
かなり豪華客船ですが、普通クラスの往復の4人分に、帰り道はごはん(ランチブッフェ)もつけて、全部で215.50€(今日の換算で28,900円)です。4人で3万円でお隣の国へ往復できちゃうんですね。すごい。
子ども料金は、6歳以上と未満で分かれていましたが。。いまみたら総額しかメモしてありませんでした。。Siljaの船に乗ったのでご興味ありましたらこのサイトで詳しく確認できます。
時間は片道約2時間。
ローマからフィレンツェは、子どもたちが喜びそうだったので、かっこいい列車「.itaro(イタロ)」に乗りました。
座れないと悲しいので指定席で4人分が18,000円。あーーこれも内訳が出ていませんが、内2人分は子ども料金だったと思います。
時間は1時間45分ほど。
フィレンツェからトスカーナは、SITAという会社のバスに乗って1時間弱。バス代は1人8ユーロでした。(約1,100円!3歳は無料)往復で2,200円です。40分。
フィレンツェにまたバスで戻って、次はヴェネツィアへ。違う列車のほうが喜ぶかなと思いまして、今度はイタリア国鉄「Trenitalia(トレニタリア)」の特急みたいなものに乗りました。
こちらも指定券。4人分で19,800円です。時間は約2時間。日本の新幹線と比べちゃうと、まるで1人分みたいな料金ですよね。
ヴェネツィアからブラーノ島は、普通のパボット(水上バス)で行けるので、往復で1人14€(1,880円)。6歳から有料です。時間は、40分くらいかな。
さらにヴェネツィアからバルセロナへは、LCCにトライしまして、「スカイスキャナー」という格安航空券が探せるアプリで見つけた「ブエリング( Vueling)社」の飛行機に。
エコノミー(荷物1個が預けられるオプティマというクラス)が、約70€(9,400円)でした。たしか子どもも同料金だったような気がします(2歳以上)。意外と短く1.5時間。
これでおおまかには全部ですので(街の中を移動するトラム代などは別で)、端数を切り上げて足し算をすると、4人分合計が
フィンエアー(おおまかな成田からの往復) :44.5万円
タリンへの船:2.9万円
ローマからトスカーナ:2.9万円
ヴェネツィアへ:1.9万円
ブラーノ島へ:0.2万円
ヴェネツィアからバルセロナ:3.8万円
------------------------------------【56.2万円】 ※4人分の交通費ぜんぶ
となります。ヨーロッパ1都市を往復しても4人で40万円程度はエアー代がかかると思いますので、1人あたり4万円プラスすれば6都市まわれるとわかりました。
ふだん、日本国内の記事を書くことが多いので、飛行機で行くとなるとどうしても1人往復で6~7万円くらいの計算になるのですが(早割ナシの場合)、今回は1人14万円。とても安価に感じます。欧州内の移動費用って設定が安価ですね。
移動していた時間は、合計で35時間ほどですが、何日もに分けているのでつらかった感じはありません。
チケットの取り方などもまたおって、ちょこっとまとめておこうと思います。
公開日:2015年02月27日
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Navigator 高沖清乃
Ca-sun編集長。2男児の母。3年間で国内25ヶ所・5ヶ国の子連れ旅行を経験。webメディアで子連れ旅行連載多数。
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