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子ども写真は逆光がおすすめ!?逆光で明るく撮る方法

園や学校での子どもの写真をインターネットで購入できるサービス「スナップスナップ」のフォトグラファー、宮下敬一郎さんに赤ちゃんや子どもを撮影するコツやヒントを教えていただく連載4回目、いよいよカメラの設定を変えて一眼レフを使いこなしていきます!

第4回 逆光でも、ぱっと明るい表情をキャッチ


前回まではカメラの設定は変えずに、フルオートで写真を撮るコツをご紹介してきました。いよいよカメラの設定を変えていきましょう。
最近のカメラには顔認識機能がついていたりして、きれいに撮れるよう調整してくれますが、まだまだ完璧ではありません。ちょっと人の手で補ってあげると、ぐんときれいな写真を撮ることができます。

今回 は一般的には暗くなってしまうと思われがちな「逆光」で被写体を明るく撮るテクニックをご紹介します。


逆光についての豆知識


「逆光」というのは人物の後から光がさしていること。「逆光だからキレイに撮れないね」と嫌がられることが多いようですが、実はプロカメラマンはモデル撮影ではあえて逆光で撮ることも多いです。
人物の正面から光がさしている「順光」だと、顔は明るく撮れますが特に子どもだとまぶしくていい表情が撮れないことがあります。
逆光だと顔が少し暗くなってしまいますが、自然な表情をキャッチできるはず。さらに後ろからの光がシルエットをふんわりと描いてくれるので、赤ちゃんや子どもにはおすすめです。特に髪の周りに後ろからの光が写ると、とてもきれいですよ。


露出補正をマスターしよう


まずはP(プログラム)モードで、自分の手で明るさを調節する「露出補正」の方法をマスターしましょう。逆光だけでなく、くもりの日などにも役立ちます。
そのためにはまず、カメラの取扱説明書をご用意ください。手元になければ、最近はメーカーのWebで見ることができます。露出補正はカメラのプラス・マイナスボタンやダイヤルを使って行います。カメラによって違うので、取扱説明書で方法を確認するのが第1歩です。


カメラのモードをP(プログラム)にセットしたところ。
(※メーカーによって配置は異なります。)

まずは+1.0。どのくらい明るく撮れる?


露出補正では、+0.3、0.7、1.0、1.3とプラスの値が大きくなるほど写真が明るくなります。でも、最初はどのくらい明るくなるのか感覚がつかめませんよね。まずは+1.0にして撮り、どのくらい明るくなったか確認してから0.3刻みで調節していくのがおすすめです。


左が逆光で撮影、顔が暗く写ってしまった写真。
右は同じ場所(逆光)で露出補正した写真。

一眼レフだと撮影した写真を再生して見るまで、どのくらい明るく補正されたかが分かりませんが、ミラーレスだと写す前に液晶画面で明るさを確認できるので、写真初心者には感覚をつかみやすいと思います。


逆光ではストロボ(フラッシュ)も役立つかも


ストロボは夜に使うものと思われがちですが、昼にも役立ちます。たとえば観光地などで、背景にランドマークを入れて写したいけれど逆光で顔が暗くなってしまう時。露出補正だけだと背景が明るくなりすぎてしまうことがあります。レフ板を組み合わせて使うといいのですが、レフ板がない時はストロボを代わりに使うと人物も明るく、背景もキレイに撮ることができます。


左が逆光でそのまま撮影した写真。
右は同じ場所(逆光)でストロボを使った写真。


一眼レフは大きな買い物。中古もおすすめです。


赤ちゃんを迎えて、これから一眼レフの購入を検討するママやパパもいると思います。一般的なコンパクトデジタルカメラに比べると、一眼レフはやっぱり大きな買い物。使ってみたいけれど予算が…という時は、中古もおすすめです。全国展開しているお店だとカメラのキタムラなども中古のカメラを扱っていて、予算を伝えるとカメラ選びを手伝ってくれるはずです。ものによりますが新品の6割程度で購入できるので、予算内でレンズをもう1本買い足すといったこともできます。

たとえば人物にピントが合って背景がキレイにぼけた写真も、一眼レフだから撮れる写真。
難しそうに見えるかもしれませんが、実は背景をぼかすのは写真を撮る技術というより、レンズの力によるところが大きいんです。つまり、カメラとレンズを選べば誰でもラクに撮ることができます。レンズの選び方や使い方も、この後の回でお話ししていきたいと思います。お楽しみに!

親・子ども・先生 きずなプラス プロジェクト



周囲に会話が生まれる、子ども一人一人が主人公になれる“いい写真”を追求するスクールフォトサイトの「スナップスナップ」が親子や家族、園や学校の先生とのコミュニケーションを促進し、絆をはぐくむお手伝いをします。

公開日:2017年02月04日

Navigator フォトグラファー 宮下敬一郎

園や学校での子どもの写真をインターネットで購入できるサービス「スナップスナップ」のフォトグラファーとして1500を超える園や学校での撮影実績を持つ。

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