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【9月】秋の実りに感謝。十五夜

旧暦の8月15日の「十五夜」は新暦では9月中旬頃にあたり、1年でもっとも月が美しいとされていることから「中秋の名月」ともよばれます。十五夜にはぜひ、きれいな月を見上げてみてください。

どうして十五夜にお月見をするの?


お月見は、きれいなお月さまを眺めながら収穫に感謝する行事です。
月明かりや暦など、月は昔の人々の暮らしを支えてくれる存在でした。そのため月の満ち欠けに作物や物事の実りを重ね合わせ、月に感謝と祈りをささげるようになったのです。
十五夜にはすすきや月見団子、季節の野菜や果物をお供えして、食べる前に窓辺においてお月さまをおがみ、感謝の気持ちを表しましょう。

月ではうさぎがお餅つき


月のもようをどうとらえるかは、国や民族によって異なります。日本で月のもようを「うさぎが餅をついている」ととらえるのは、仏教説話にもとづいています。餅は大事な食べ物の象徴であり、豊穣祈願の意味も込められています。

■月のうさぎ伝説
昔むかしあるところに、うさぎときつねとさるがおりました。ある日、疲れて食べものを乞う老人に出会い、3匹は老人のために食べものを集めに行きました。さるは木の実を、きつねは魚をとってきましたが、うさぎは一生懸命がんばっても何も持ってくることができませんでした。
そこで悩んだうさぎは「私を食べてください」と火の中に飛びこんで、自分の身を老人にささげたのです。
実は、その老人は帝釈天という神様で、3匹の行いを試そうとしたのでした。帝釈天はうさぎの行いに感心し、月の中によみがえらせたのです。
子どもに伝えたい 春夏秋冬
和の行事を楽しむ絵本

お正月やひな祭り、お花見、お盆、お祭りなど、季節の行事を親子でいっしょに楽しみながら学べる絵本。
十五夜のお供え物の意味、月の満ち欠けと呼び名、重陽の節句や秋分など秋の行事についても豊富なイラストでわかりやすく、楽しく紹介しています。


公開日:2014年08月29日

Navigator 【監修】三浦康子

和文化研究家、ライフコーディネーター。
わかりやすい解説と洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演、商品企画などで活躍中。様々な文化プロジェクトに携わり、子育て世代に「行事育」を提唱している。著書、監修書多数。

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