TOP > 赤ちゃんのこと > 【センスの芽】ぴちぴち ちゃぷちゃぷ。雨を楽しむことが子どもに及ぼす影響

赤ちゃんのこと

【センスの芽】ぴちぴち ちゃぷちゃぷ。雨を楽しむことが子どもに及ぼす影響

ぴちぴち ちゃぷちゃぷ。 雨を楽しむことが子どもに及ぼす影響


靴選びが難しかったり、ヘアスタイルが決まらなかったり、交通機関が乱れたり。
大人になってからは、雨のデメリットばかりに目が向くようになった気がします。

でも、これ、ちょっともったいないんですよね。

自分が発した「嫌い」は誰かにうつって、その人までそれをなんとなく良く思わなくなったことってありますよね。

あなたの子どもなら尚のこと。

親の発した「嫌い」を真似ていってしまいます。嫌いになれば、そのものとの付き合い方を見出すのも難しくなるもの。

とはいえ、嫌いなものを好きと言いましょう。なんて、私は好きではありません。
雨を、観察するのがいいと思うんです。

降り始める前に、雑多な街の香りに混ざる歌いだすような緑と水の入り混じった香り。
灰色のキャンバスに広がる模様。
ガラスに描かれる軌跡。
そして、自分の心が外に漏れ出ないよう雨がパッキングしてくれているような贅沢な空気感。


んー、悪くないかも。

ジーン・ケリーのタップが美しい「雨に唄えば」や、ショパンの「雨だれ」あたりを知っていたりすれば、ふっと雨音に合わせてメロディーが頭のなかを駆けめぐり、子どもとカエルの歌の輪唱なんかした日には、雨には素敵な記憶が紐付いていきます。いつしか、決まらない雨の日のヘアスタイルに「嫌い」とは言わなくなって……。

これ、このやり方。
仕事でも、触らぬ神でいた義父母にも、ちょっと関係性が変わってきて好きかどうかもわからなくなってきたパートナーに対してでも、使える時があります。
「使える時があります」なので、「使えない時」もありますが、お試しあれ。


公開日:2015年05月13日

Navigator 中村桃子

絵本や児童書の編集者、webプロデューサーを経て、現在、フリーランスプロデューサー。

←赤ちゃんのこと のトップへ

そのほかの記事